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ハウスの認知度とニーズ調査 報告書

はじめに

ハウスって何?

調査主旨

ニーズ調査概要

認知度調査概要

調査検討委員一覧

調査項目と集計結果(PDF)

報告書一式(PDF)

おわりに

ニーズ調査概要

①ハウスのニーズ調査

今回の調査により、病気の子どもと家族が抱いているハウスに対するニーズを、4つにまとめることができました。病院や地域、家族の状況によって、具体的なニーズの内容は異なりますが、ハウスが担う役割に共通性があることが改めて分かりました。

例えば「入院中の子どもに付き添う」というニーズは共通です。しかしそのニーズも状況により違ってきます。家族が病院に宿泊できない場合は、毎日病院に通うためのハウスが必要で、家族が病院に宿泊できる場合は、週末「休息」のためにハウスが必要になります。

これらのニーズは、病院の違いや地理的、気候条件だけではなく、病気の違い、治療法の違い、各家族の置かれている状況や構成によっても異なり、ほぼ利用者の数だけのニーズがあるともいえます。

ハウスが病気の子どもと家族に役立つためには、各地におけるニーズを具体的に知り、それに対応していくことが、とても重要であることを再確認できました。

【図:ハウスが必要となる状況とニーズ】 (調査結果の詳細は、PDFファイルを参照)

ハウスが必要となる状況とニーズ 図1 資料1 資料2 資料3 資料4 資料5

【ハウスが必要となる状況とのニーズ(上図)について】

  • 子どもが重い病気になると、家族はそれまでの日常生活を送ることが難しくなり、非日常的な日々に直面します。
  • 子どもの病気を治療できる病院が自宅から通いきれない場所にある可能性があります。
  • 子どもの治療方針について医師と共有・相談するために、家族の存在は不可欠です。また、子どもの治療への意欲を支えるためにも、家族の付き添いが重要です。
  • ハウスへの物理的ニーズ:  自宅を離れている家族にとって、まずハウスに必要な機能は、病院近くに立地していて、少ない経済的負担で宿泊でき、衛生的な環境です。
  • ハウスへの心理的ニーズ: 子どもが病気になったことによる様々な問題に家族が向き合えるよう、家族が非日常の生活で抱えている不安や疲れなどの心理的負担を軽減する場として、ハウスの果たせる役割があります。

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