日本では、1990年前後からホスピタル・ホスピタリティ・ハウスの開設が始まりました。現在では、ホスピタル・ホスピタリティ・ハウスに関する各種の調査研究等も取り組まれており、論文・資料にまとまっているものがあります。
- 岩井啓子(1998)『病院近くのわが家−難病の子と家族の滞在施設をつくる』、朝日ソノラマ
- 清田悠子(1999)『日本におけるホスピタル・ホスピタリティ・ハウスの可能性』、大阪府立大学社会福祉学部卒業論文
- 松谷美和子(2000)「患者家族滞在施設設立の経緯と課題(1)」『病院』59(10)p880〜886、医学書院
- 松谷美和子(2000)「患者家族滞在施設設立の経緯と課題(2)」『病院』59(11) p960〜964、医学書院
- NPOファミリーハウス(2002)『付き添い家族における精神的現状調査報告書』
- 江口八千代(2003)「予後不良な子どもの家族を支援するために:ファミリーハウスができること」『小児看護』26(13) p1782〜1784、へるす出版
- ファミリーハウスQ&A策定委員会(2003)『ファミリーハウス運営のためのQ&A』、NPOファミリーハウス
- 植田洋子(2003)「日本における患者家族滞在施設とその現状について(Hospital Hospitality House in Japan)」『日本看護医療学会雑誌』2003年5巻1号、日本看護医療学会
- 法橋尚宏・石見さやか・岩田志保・竹重友美(2003)「全国の『慢性疾患児家族宿泊施設』の設備状況と利用状況の実態調査ー家族が利用しやすい施設に向けての問題点と課題についてー」『家族看護学研究』2003年第9巻第1号、p44~49
- 高橋明子・石黒彩子・三浦清世美(他)(2004)「慢性疾患児家族宿泊施設(ファミリーハウス)利用の現状とその役割 利用家族の調査から」『日本看護医療学会雑誌』6(1) p25〜33、日本看護医療学会
- 法橋尚宏・石見さやか・岩田志保(他)(2004)「入院病児への付き添いと慢性疾患児家族宿泊施設の利用に関する調査—慢性疾患児家族宿泊施設を併設する病院を対象として」『小児看護』27(2) p235〜240、へるす出版
- 法橋尚宏・石見さやか・岩田志保・竹重友美(2004)「入院病児への両親の付き添いが家族機能におよぼす影響ーFeetham家族機能調査日本語版Iを用いた付き添い期間別の検討ー」『家族看護学研究』9(3)、p98~105
- NPOファミリーハウス(2006)『患者家族滞在施設の推進モデル事業報告書』、NPOファミリーハウス
- 喜原沙耶佳・仲島こずえ(2006)『あそびからつなげる こども専門病院と滞在施設の計画』